相談実績

Consultation Record

相談実績

これまでにご相談いただいた皆様の記録をご紹介します。

Kさんご夫妻

子どもがいないKさんご夫妻。
近、奥様の認知症が進み、今後のことが心配だとご相談に来られました。
ご夫妻共に80代なので、「もしも自分が先に死んだら…」「自分も認知症になったら…」と不安で眠れなくなると仰っておりました。遺言のことや信託のこと、後見や死後事務のことを何度も何度もお話しして、士業に依頼すること・ご親族に頼んでおくこと・ゆずりはでお引き受けできることを整理し、ご主人様も奥様もご納得のいくプランができました。
今後のことがスッキリしたので、
今はゆったりした気持ちで奥様との生活を続けていけそうだと喜んでくださっています。​

Mさん

ベリーショートのヘアスタイルが素敵な60代女性のMさん。ある健診で肝臓がんが見つかり、すでにステージⅣ。余命6ヶ月と宣告されました。気丈なMさんは、落ち込んでいる暇はない!と、ご相談にみえました。
独身でご兄弟もなく、ご両親はすでに亡くなっています。Mさんは、尊厳死宣言と遺言書の公正証書を作り、ご両親とご自身のお墓のこともお寺と取り決めました。そして、死後事務についても、テキパキと私たちに指示なさいました。
診断通りの時を経て、Mさんの生き方を尊重したご友人に見送られ、Mさんは旅立ちました。​
あまりにもあざやかで潔く、胆力すら感じる逝き様でした。

Tさん

子どもさんとさまざまな事情で離れ離れになって30年以上。「だから子どもには、最後のことなど頼めない…」と仰っていました。
任意後見契約と死後事務委任契約を結ばれたTさんは、前向きでとってもお元気な80代。​ですが突然の逝去。契約通りに葬儀などを行うにあたり、遠方に住む子どもさんにも連絡をしてみました。
​子どもさんは、少し迷惑そうに「お焼香だけ…」という約束でお越しになりました。しかし、Tさんのご存命中のエピソードなどをお聞きになり、何か思うものがあったのでしょうか。火葬場まで同行し、遺骨も拾ってくださいました。
そして、最期のことをここまできちんと決めていたTさんへの敬意とともに、
なんとご遺骨も連れ帰ってくださったのです。

Uさん

「息子が4人いるんだ」と開口一番、ご自慢の息子さんたちのお話をなさいました。でも最近奥様が亡くなり、その関係性が少し変わってきたのだとぽつりぽつりとお悩みを打ち明け始めました。
奥様の看病や相続のときに見せた息子たちの別の顔に戸惑っていると言われました。たびたびお会いして話すたびに、ご自分のなかで、気持ちが整理されていったようです。
裕福なUさんは、まずは
(1)ご自分の今後の生活のため
(2)妻に最も尽くしてくれた長男へ
(3)一部を支援したい団体に遺贈する
(4)残りを他の息子たち、と財産の使い道に優先順位をつけました。
現在、有料老人ホーム探しと遺贈先を増やしたいとNPO団体調査に励んでいます。

Jさん

50代という若さでご主人を亡くし、子どもがいないため、終活をしなければならないと思ったけれど、何から始めていいかわからないと相談に来られました。
とても若々しく美しい方です。ご主人の闘病生活の傍らで、どのように生きどのように逝くかについて、とても深く考えるようになったとのことでしたが、そんなことを友人や親族には話せないのが、少しつらいと微笑みました。
Jさんは、一般的な手続きのための終活というより、ご自分のこころの置き所を確かめるための終活から始めることにしました。1ケ月に1~2度会って今後のことを話したり本会が開いているセミナーやワークショップに参加したりして、ご自分なりの終活が何かを探している今が、とても充実していると話してくださっています。

Mさん

長く公立中学校で教員をしていたので、定年を機に学習支援のボランティアをするつもりだったが、かなり進行した癌が判明し、余命宣告を受けた。まだ自分で動けるうちに「遺贈」のための準備をしたいとの相談です。
Mさんの考えを聞きながら、同じような考えのNPO団体や法人、活動グループなどを一緒に探しては、治療の合間を縫ってご自分で見学に行ったりイベント活動に参加したりしました。数ヶ月して、2つのNPO団体を選ばれ、その団体への遺贈を公正証書遺言書にしたためたあと、ホスピスへ入院したのでした。
3回目の相談時に、「死後事務などの手続きは家族に任せる。自分は治療とこのことだけに集中することにした」とおっしゃって、ご家族もご本人の意思を尊重し、体調を心配しながらも見守ってくださっていました。

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